・小型試験体レベルの計算法では、大型構造物の周辺の拘束の影響が反映されていない。
そこでここでは、実船計測から得られる情報を補完する為に、小型、大型試験体を用いて詳細な情報を得るための実験を行った。
(2)小型模型実験
あらたにRシリーズ(フィレット付きの試験体)、Qシリーズ(二重底とスツールを模擬した小型試験体)の残留応力計測と解析を行い良い一致を見た。Rシリーズの結果を図7にQシリーズの結果を図8に示す。
図7 Rシリーズ
図8 Qシリーズ
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